
競走馬の走り方に注目して5年、
まとめてみようと思った2009年1月、
制作期間210時間
参考レース数2000レース、
総文字数約50000字。
種牡馬を新しい視点から見た、
今までにないモノ、作ってみました。
400部限定ですけど。
2009年、蹄王学が始動します。
この種牡馬手帖は、2008年2歳種牡馬ランキング、上位15頭の種牡馬から、獲得賞金上位10頭の産駒が、種牡馬の特徴をどう引き継いでいるかを分類した上で、この種牡馬の産駒がどういう走り方をしていたら強くなるのかを、まとめた本です。

こんにちは、たまバスです。
競馬を日本が誇れるレジャースポーツに
する為の活動を行っており、
現在、初心者向けの競馬場ツアーや、
競馬の技術指導、情報提供などを行っています。
また、自身では、若駒戦、2歳デビューから3歳馬を中心に、
予想しており、古馬戦は全く買っていないという
変わった所を突き進んでいます。
web上では、
Keibaparkblogや、
日本一当たる競馬ラジオ番組うまジオ、
若駒分析ナビゲーションなどを運営しています。
(それぞれリンクで飛びますので見てみてください。)
私は、新聞を使わず、
レースを見て予想するいわゆる超アナログ派であり、
レースを見ているうちに、
この走り方だと坂がある方がいいかも
直線短い方がいいかな
というような事を気づくようになりました。
次第に、走りを見ればどういう所に
適性があるのかがなんとなく
わかるようになってきたんです。
馬の走り方について正しい事は勉強していないので、
実際何が正しいのかはわからず、本当になんとなくなんですが、
競馬予想に限って言えば、そのおかげで
競馬を始めて4年目からずーっと年間ベースで勝てるようになりました。
いずれまとめようと思っていたものの、走り方なんて、
馬一頭とっても成長すれば変わりますし、
競馬場によって走り方も変わります。
考えるだけで途方もなさそうで
実は全然やる気が出ませんでした。
それでもいつかやろう、やろう
と思いながら月日は流れ、
今年に入ってようやく作ろうと思い至りました。
最初はどこから始めたらいいのか全くわからないので、
とりあえず代表産駒のレースをひたすら見ることに。
すると、意外と見えてくる種牡馬ごとのパターンというか共通点。
それらをまとめたのが今回の種牡馬手帖です。
この馬は強いのか?という予想の仕方だと、
思考の方向は過去に向いています。
簡単に説明すると、競馬新聞の馬柱欄には過去の情報が載っていますよね。
過去の情報を読み取って、今を考えようとしているのがほとんどの人の予想視点です。
この手帖では、この馬は強くなるのか?
という未来へ向かう視点を身に付けてもらいます。
具体的には、走り方がわかる事で、
どこが得意条件か適性が判断できるようになります。
そうすると、「この馬は中山が合いそうだから中山に出てきた時に狙おう」
というような、
現在から未来へ向かう視点が身に付きます。
つまり、新聞を見て予想するのではなく、
レースを見た瞬間から次走狙える所を考える、
そんな新しい予想する技術を身に付けてもらおうという事です。
未来を想像する感覚が身に付きますので、
人気になる前の強くなりそうな馬を見つける事が可能になりますし、
前走の負けも気にならなくなります。
コースごとに向いている走り方なんかも当然わかります。
人気薄の馬でも走り方が良ければ積極的に買えるようになりますし、
人気になりそうなパフォーマンスを示した馬でも、
走り方がおかしければはまっただけと判断でき、
簡単に評価を下げる事がきます。
そんな事がわかる手帖、いりませんか?


私の場合、例えば・・・
「1番人気を消す技術」
これ、欲しいですよね。
1番人気になる馬って、
・当該コース実績のある馬
・当該距離実績のある馬
・連勝中の馬
・ダートで圧勝続きの芝でも大丈夫そうな血統の初芝挑戦馬
・芝で一時期強く、ちょっと勝てなくなったからダートに転向してきた馬。
など色々ありますけど、
大体は、何かしらデータがあるから1番人気になるのであって、
そんな馬は全然妙味がありません。
だからできるなら消したい。
そういう1番人気の馬を自信持って消せる時ってどんな理由があるでしょうか?
ちゃんとした理由だったり、理由にもなってないような理由だったり
色々ありますが、1つ自信を持って消せるポイントとして、
「その馬より強い馬がいる時」
というのがあると思います。
1番人気の馬は、1000万を2連勝中も、ここまで完璧に乗った騎乗の為距離ロスは無く、しかも相手メンバーがかなり弱かった。対して2番人気の馬は、前走、前々走と掲示板に乗るのがやっとだが、どれも0.4秒差以内で、しかも第一コーナーで外を回す距離ロスがあったり、4角でスムーズに進出できなかったり、直線も前が詰まって追えなかったりしていました。何より戦ってきた相手がかなり強い。
これくらいわかると、1番人気でも消しやすいですよね。
この技術は欲しいなーと思います。
他には、
「人気薄を買う技術」だったり、
「人気薄をしっかり切る技術」とかも欲しいですね。
買おうかどうしようか迷っている馬がいる時、
人気薄だと、「切りたいけど来たらオッズは高くなるから押さえたい・・・
だけど、点数増えるし、結局こない可能性の方が高いんだから・・・」
みたいに悩んだりしますから、そんな馬を、買うか消すか、はっきりできたら大きいと思います。
あと欲しいのは、
「オッズに惑わされずに買う技術」
どうしても、オッズが低いと買う気なくしますし、
かと言って、オッズが高すぎると「ほんとに来るのか?」
って不安になったりしますよね。
これらを一言でまとめると、ようするに妙味のある馬を見つけたい!!
という事になるかなと思います。

なぜなら、今回の種牡馬手帖、軸は馬の走り方。
競争馬は走り方が大体親に似ているから、傾向が出てきやすいんです。
傾向が出やすいという事は、そのパターンを知っていれば、
どういう馬が強くなるのかというのがある程度わかると言う事。
例えば、マンハッタンカフェ産駒が後ろから上がり最速で差してきも
全く信用できないし、クロフネ産駒が33秒台連発してても絶対信用できません。
何故か?
マンハッタンカフェからもクロフネからも、
そんな馬が出てくるのは傾向からしておかしいからです。
傾向と違うという事はバケモノみたいに強いか、弱いかのどちらかしかありません。
大体の強い馬は、親に似て、親と似た走りをして、親の成績よりちょっと下の所で安定します。
これが絶対の大原則というわけではありませんが、
この事を知っているのと、知らないのとでは随分と違ってきますし、
まだ誰も取り入れてない部分なので、妙味ある馬を見つけるのに十分役立つと思います。
そして何より、走り方というのはアナログであって、
巷のデータ本に出てくる数字とは違います。
また、血統本なんかは、
血統ごとにデータを取って示しているのが多いと思いますが、
これらは数字や血統という見えない所を通している為に、
いまいちしっくり来ない部分もあります。
この手帖は、アナログで見た事をまとめているだけなので、
データ本でも、血統本でもありません。
その分、数字や目に見えてないものを通さないので、
日頃レース映像を見ている皆さんが無意識で感じている
走法の部分、「変な走り方だな」とか思う事あると思うんですが、
そこに直接届くものであり、なんとなく程度でも通じる部分が多いはずです。
だからこそ、この手帖を使ってレースを見れば、身につくのもとても早いです。
しかも、それぞれの走り方を覚えると、
どこが得意でどこが苦手か想像できるようになるから、
まだ走った事がない所にも対応できるんです。
エンジンの掛かりが遅い馬がスローからの上がり勝負になったら危ない。
みたいなパターンが幾らでも分かるようになります。
という事は、未来永劫使えるノウハウという事です。
馬の走り方の見方さえわかっておけば、
これから先、どんどん種牡馬が変わっていっても、
ちょっとその産駒の走りを見るだけで傾向を掴む事ができ、
誰よりも早く馬券に活かせる事ができるのです。


この種牡馬手帖は、現在、
若駒分析ナビゲーションという会員サイトを運営しているんですが、
この中の一つのコンテンツ、「種牡馬分析」から生まれたものです。
この種牡馬分析以外にも、若駒戦の主要レース全回顧や、
展望、指数、毎月の番付、レースVTRを見ながら勉強するコンテンツ等、
競馬力をあげる為に必要なコンテンツがたくさん揃っています。
種牡馬手帖と合わせて、興味のある方は使ってみてください。
ちなみに、この種牡馬手帖は、ほぼB6サイズで作られていて、
PC上で見るのではなく、皆さんのお手元にお届け致します。
競馬場とか持って行けた方がいいですし、
何より自分が持って行きたいと思ったからです。
サイズも小さいですので、是非これを持って競馬場へ足を運んで頂き、
「あ、この馬の父タニノギムレットだからこの条件向いてないのに頑張ったな、
調子いいのかな?次得意の東京出てきたら買ってみよう」
みたいな感じで使って頂ければと思います。
さて、お値段なんですが、一応手に持てるようなカタチにしましたので、
そこそこの作成代金がかかってしまいました。
元々販売する予定はなく、会員さんにお配りするだけにしようと思ったのですが、
せっかくなら多くの人に見てもらいたいという思いもあったので、
少しだけですが販売することにしました。
値段は、1575円で販売致します。
もちろん送料込みです。
ご購入頂いた方には、購入後も蹄王学の情報をお届けしていきます。
メールを使って蹄王学の補足や後々には、その週にあったレースの情報等も配信できればなと思っています。

来年以降は、その年の新種牡馬の傾向をまとめて出していこうと思っています。
新種牡馬は毎年出てきますし、どこよりも早く新種牡馬の傾向を掴んで
皆さんの馬券のお役に立てればなと思っています。
あともう一点、この種牡馬手帖は400部限定になります。
よっぽどの要望が無い限り、更に作る事はありませんので、
少しでも興味のある方は、今の内に買われた方がいいと思います。
よろしくお願いします。
ある編集者の方から感想を頂きました。
内容はすごくオリジナリティがあっていいですよ!
レースを何度も見て回顧しても、僕は馬の走り方を注視するような
ことはこれまであまりありませんでした。
いまグリーンチャンネルのレース映像で2,3頭の走り方を
じっと見ても、クリアにはまだ認識できませんが、
間違いなくそれぞれ違いますね。たまバスさんが体系化したような
差異が確実に存在しています。
○○○○さんとか、馬体構造から好走の条件や適性を
把握できる人がいますが、ここまで言語化できているのですから、
たまバスさんもそれに近い感覚をお持ちなんだと思います。
言語化したことがまず最も重要で、読み手は種牡馬と
結びついた走り方という、ひとつの視点を与えられるわけですし、
少なくともレースの見方が間違いなく変わりますよね。
僕はピッチかストライドかくらいがようやく分かる程度だったのですが、
この本を読んで馬の走り方に対する認識がずいぶん細かくなりそうです。
言語と認識の議論でよく引き合いに出される例があります。
日本人にとって「雪」は雪ですが、エスキモーにとっては「雪」に
該当する言葉が20種類以上存在するといいます。雪は常に身近な存在なので、
その微妙な差異を認識しているため、その数だけ言葉が存在するというものです。
たまバスさんの本を読んで僕はそういう感覚を覚えましたよ。
あとはそれが競馬予想のファクターとして身を結ぶか、ですよね。
これはほんと今後の研究を頑張ってほしいと思います。
僕は予想のファクターとしての血統って、
データに近いんじゃないかと思っています。
言うまでもなく競馬で勝つにはデータは必要不可欠なのですが、
たとえば○○○さんの○○馬場理論も、いま読んでいる
○○○○さんの「○○○○○○○○系」も、データ×データなんですよ。
これはこれで興味深いのですが、いまいち僕が乗り気になれないのは、
能動的な予想という意味で面白くないからです。
データは数字だし血統は目に見えないし、そこに何か厳然とした
傾向みたいなものがあぶり出されたにせよ、結局自分が予想をするときに、
その傾向(馬場+ラップ+血統とか)に当てはまる馬を探すというのが、
僕としてはあんまりなんですよね。○○さんや○○さんは、
いろいろ試行錯誤してある傾向や法則を導き出したわけですが、
それに対して読み手がとる行動は、<法則→馬→馬券>となって
しまうことが多いと思うのです。ここには。○○さんや○○さんが
傾向や法則を導き出す過程で覚えた興奮やテンションがなくなって
しまっているんじゃないかなと思うわけです。
逆もまたしかりです。○○○○○○氏はそういう意味ではアナログ寄りです。
「○○○○○ ○○○○○○」。学ぶことも多く、けっして悪い本では
ありません。あの本のダメなところはどこかというと
(あくまでも僕の編集者としての意見ですが)、予想→決断(馬券)の過程に
いきなり本人のアナログが介在し、読み手にとっては根拠のない飛躍が
あるところです。要は○○○氏がパドックで馬を見たことによって、
大幅な決断の変更がなされたりするわけですが、これは結局直感や感覚で、
もちろん実際に競馬をする人はそうなんだからぜんぜん問題ないのですが、
「何万頭も馬を見たことで鍛えられた眼」を言語化せずに「○○○○○○○」と
銘打った本のなかで使うのはだめでしょう、ということですね。
結局、この両極端に頼って競馬をするっていうのは、
<法則・傾向→馬券>もしくは<予想家→馬券>ということですから、
どうも僕には合わないんですよね。
で、これら両極端にないものはいったいどこにあるのか?
若駒ナビにある! ということなんですよ(笑)
そして、「種牡馬手帖」も例にもれず、
「レースを見ること」「馬を見ること」というテーマが
しっかり貫かれているんですよね。
研究が進んでたまバスさんがある傾向や法則を導き出し、
馬券で結果を出せたなら、予想理論家の新鋭誕生です(笑)
でも、それとは別にデータとアナログのバランスのよい
この本は、読者をさらに馬の近くへと導く力もあると思いますし、
それは競馬をする楽しさにつながりますよね。
贔屓とかではなく、ひとりの編集者として太鼓判を押しますよ。
長くなりましたが、何かしらの役に立てれば幸いです。
ではでは!