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スカイポット(コラム)

【コラム】「予想が進化する時」<8>@スカイポット

 「天星流予想:第二期(2005.9-2006.5)」

 お待たせしました。スカイポットコラムの続きです。
 ここのところ休日も外出していることが多くなってまして、指数展望、予想、展望対談、指数出し等の準備で手一杯で、一般条件戦や未勝利戦の回顧ができなくなってます。回顧は正しい見方ができるようになれば誰でもそれなりのことは書けますので、自分の能力を引き出せる展望を優先して配信をさせて頂いている状況です。

 先日たまバス氏に天星指数(算出法)を託しましたので、間に合うかわかりませんが、来期くらいから若駒芝レースの全馬指数が見られるサービスが始まる予定です。指数出しの作業は慣れても1週間分に多分最低5時間はかかっていまして、指数を前提として研究したいテーマがたくさんある自分にとっても、これを委託できるのは願ってもないことです。

 少しでも時間が増えれば予想に注ぎ込めますし、より一層の技術向上が目指せると思います。

 さて、3年前の第二期若駒戦の話です。牡馬クラシックは本命をアドマイヤムーンに打ち続けて残念な結果になりましたが、当時は血統を大きな予想要素と考えていなかったことがわかります。スイープトウショウが既に出ていましたから強い馬が出ないとは言えないものの、サンデー産駒がまだいる状況でエンドスウィープ産駒を2000m以上で信頼し続けたわけですからね。アドマイヤムーンはその後宝塚記念、ドバイデューティフリー、ジャパンカップのG1を勝っていますから、クラシックディスタンスを一線級で走れる名馬であることを証明してくれましたから、見立てはむしろ正しかったと思う気持ちもありますが、父エンドスウィープであることのリスクについてほとんど記述しなかったことは拙かったと思います。

 第二期の大きなところをご説明しますと、<『軸格付け』の導入><『阪神馬場の怪』等による指数不振><「超高配当を何度もかすり続けながらも配信予想トータルプラス達成>あたりになるかと思いますので、順番にご紹介します。

<『軸格付け』の導入>
 今でも予想で使っているツール『軸格付け』を導入したのがこの時期でした。堅い決着のときは能力が抜けた人気馬がいて、大波乱が起きるレースは能力が接近しているのは感覚として当たり前に理解してもらえると思いますが、その判定をいくつかの基準で定型的に行えるようにしたものです。

 基準は作成当時から少しずつ変わっていますが、大枠は変わっていません。基本的には指数1位の馬の周囲にどれくらいの高指数馬がいるのかを重視していまして、例えば僅差に5頭以上いるとかなりの確率で波乱度が高いD軸になります。

 周囲の高指数馬を見るので頭数が少ないほうが軸格付けは高くなりやすく、それで萩S時のメイショウドンタクなどは失敗の格付けが出てしまいましたが、リーチザクラウンが大差勝ちをした未勝利戦で最高の軸格付け「3A」がしっかり出ていたり、今期も波乱はD軸レースで多く出現しているので引き続き重要な予想ツールとなると考えています。

 競馬は堅い決着もあれば大波乱もあります。自分は本命党とか穴党とか決めて、いずれかの馬券ばかり購入されている方もいると思います。その方法では、どちらに転ぶレースかをしっかり見極めるのが重要で、自分向きではないレースは回避するのが望ましいです。みんなのウマ倶楽部の水戸氏のような、自分は穴党だから断然人気の馬に本命は打たないというポリシーを持っている方もいるかもしれませんが、ディープインパクトのような馬がいるレースで別の馬に本命を打つのは、事故前提になっちゃいますから美しくないと思います(3歳時の有馬記念は危ない面も多かったので除く)。

 僕は本命党寄りになりますので、荒れそうなレースに果敢に挑むよりは、当たるレースを堅実に拾っていきながら、絶好の狙いが立つレースで勝負するスタンスです。穴党の方は、僕が展望で回避したレースから荒れそうなレースをピックアップして3連単を買っていくほうが面白いかもしれません。回収率ではそういうレースを狙うほうが効率が良いくらいかもしれません。

<『阪神馬場の怪』等による指数不振>
 第二期を語る上で外せないのがこれ。3~4月の阪神開催で指数計算に合わない結果が連続し、予想もままならないほど混乱状態に陥りました。

参考)当時の記事
http://archive.mag2.com/0000140588/20060305020000000.html
http://archive.mag2.com/0000140588/20060313013000000.html
http://archive.mag2.com/0000140588/20060402224000000.html

 一時的に「パワー」「キレ」という概念を作って対応を試みますがあまり効果は出ませんでした。今思えば、パワーは「剛力SHP」に、「キレ」は「切れSHP」にまとまっていったので筋は間違えてはいなかったと思います。剛力についての理解もついてきましたから、今ならもう少し良い対応ができると考えますが、指数が滅茶苦茶になる悪夢には遭遇したくないですね。

 この頃の記事を見ていると、懐かしい馬グレートキャンドルが出てきました。多分当時若駒戦を見ていた方でも記憶にないかと思いますが、どこかのレースで高めの指数を出していたとしても、末脚がなければ穴はあけられないというのを理解させてもらった馬で、フォーナインミダス等とともに第三期初頭から始めたSHPの概念を生んだ馬の1頭です。

 あと、新潟2歳Sを圧倒的なパフォーマンスで勝ったショウナンタキオンという馬を買い被ってしまいました。この点の理解は第四期のサマーエタニティまで時間がかかってしまいましたが、重馬場では指数を固定してはならない好例でした。

<「超高配当を何度もかすり続けながらも配信予想トータルプラス達成>
 第二期は紅梅S、エルフィンSと立て続けに超高配当馬券をかすっていまして、後悔ランキングなる記事まで残しています。更にその後皐月賞で肩を落とし、翌週のフローラSで68万馬券の3連単が当たるところを3連複に格下げ購入するなど歯車が狂ってしまいました。

参考)後悔ランキング
http://archive.mag2.com/0000140588/20060209032000000.html

 紅梅Sはタッチザピークという上積み注意リスク馬に40万馬券を遮られてしまって、当時は読めない強い馬がいたのだからしょうがないと思っていましたが、実際は全然強くなくて、僕の邪魔をするためだけに激走したんじゃないかと思います(苦笑)

 エルフィンSはビリ人気馬をピックアップしていながらハナ差で67万馬券を取り逃がしました。テレビ中継の画像では角度がついていて当たっているように見えるので写真判定の結果にはショックでした。

 思い出しついでに現在の後悔ランキングをしてみます(笑)

5位:2006年皐月賞(27万馬券)
 サムソンは先行センスもあり内枠を引いた剛力もあるオペラハウス産駒、ドリパスはシックスセンスのような善戦マンで末脚SHP◎、内枠利もありました。ジャンクは当時4連勝中でしたしこれも内枠でしたから、おさえのボックス3連単くらい買っておけば良かったです。

4位:2006年フローラS(68万馬券)
 皐月賞を外して謹慎中と言い、メルマガでは展望しかせず、実馬券も3連複での購入となりました。友人が僕の予想を見て3連単を的中させ東天紅に連れて行ってくれたのが救いです。

3位:2007年朝日杯(13万馬券×1000円相当)
 ここ最近の中では一番苦痛を感じたレース。狙っていたレッツゴーキリシマが2着に入ったのに3着のキャプテントゥーレを買っておらず不的中。4着のドリームシグナルは本線で買っていて、ここが入れ替わっていれば100万円以上のプラスでした。2008年にリベンジを果たしましたが、それでも3位にはランクインしますね。

2位:2008年共同通信杯(75万馬券)
 ギャグみたいな馬券が残りました。
http://baryutensei.com/43baken2sai07.htm
 いくつかの馬券技術の不足が明らかとなり成長にはつながりましたが、3連複ボックスを購入すると友人に連絡していたのでそれも取れないとは最悪な結末。レース直後は爽快な感じすらあったんですが、額を考えれば勿体無かったなぁと。

1位:2005年皐月賞(7万馬券×1500円相当)
 POG馬で歴代史上最強の呼び声高いディープインパクトと思い入れのあったシックスセンスとの高配当馬券を、思い入れのある皐月賞で当てられなかったのはどう考えても最も残念だったレースにふさわしい。

 前回1位だった2006年エルフィンS(454万馬券)は、ユメノオーラを指名できたのもちょっと若気の至りというか、今やってそうなるかわかりませんし、雨で重くなった馬場でのイレギュラー的な結果でもあって、惜しかったけどしょうがなかったと考えます。

 今期は勝負を避けていることもあってあまり悔しいというレースはなく、アネモネSくらいです。後悔しないためには、現時点で自分が持っている予想の引き出しを各予想時にしっかり確認する必要があります。僕の展望や予想が、あなたの予想における確認を助けるものになれば良いですね。

 もう3年前のことですが、こうして振り返るとまだまだ各予想要素における技術水準が低かったと思い知らされます。多分、未来における今期も、まだまだなんでしょう。

 「予想は成長する」とこのコラムの第一回でもお話しましたが、歩みは遅くとも一歩一歩進んでいる実感はありますし、時間がなくて調べてみたいことがたくさんあって、未開拓の部分はかなり大きいです。当面はこの若駒ナビで理論の説明やリアルタイムでの実践(これが一番効果が高いと思います)を行っていきますので、引き続きご活用頂ければと思います。

【理論解説】SHP分析<1>@スカイポット

 遅くなりましたがSHP分析について説明します。
 SHP(シャインポイント)とは、私の予想要素のアナログ部分を表現するもので、レースを見て感じた馬の個性をいくつかの決められた類型及び◎や○等による強弱で示すものです。光るポイントを見出すという意味でシャインポイントと命名しました。

 SHPは当面、以下の4大分類、10分類の分けで評価をします。
 先日のタイフーンルビーの失速、血統的な重め馬場巧者などを踏まえ、「剛力」SHPを新設しました。また、昔の分類に戻したSHPもありますので、改めて説明します。

《先行系SHP》
出脚(旧先行(復活(スタート)):小回りコース、軽バイアス、内バイアスでプラス)
初速(旧先行(復活(ダッシュ)):小回りコース、軽バイアス、内バイアスでプラス)
《タフ系SHP》
持久(距離延長、スローでプラス)
耐久(距離短縮、ハイペースでプラス)
剛力(新設、パワー型:坂でプラス、重め馬場でプラス)
《末脚系SHP》
加速(旧末脚(復活):直線が短いコース、軽め馬場でプラス)
持続(旧末脚(復活):直線が長いコース、重め馬場でプラス)
切れ(スロー、高速馬場でプラス)
《歩幅系SHP》
跳び(広いコース、長距離でプラス、重め馬場でマイナス)
回転(小回りコース、短距離でプラス、重め馬場でプラス)
 これらの評価の見分け方や線引きを簡単に書き残しておきましょう。基本的にアナログな部分で100%の線引きはできませんが、私は予想要素にできるだけ客観性を求めたいと思っていますので。

 なお、印は以下のとおり、無印から良くなるほど○→◎→☆となり、悪くなるほど△→×→#となります。ただし、☆は嵌った時に用いており、◎が安定して高いパフォーマンスを出せるという意味の印となります。
 高 ←    普通    → 低

 ☆ ◎ ○ (無印) △ × #

 
《先行系SHP》
 これは基本的に前に行ける馬かどうかの判断材料になるものです。「出脚SHP」はゲートが開いてすぐの馬の動き、「初速SHP」はゲートが開いて2,3秒後からの行き脚を評価する項目です。スタートは遅いけど、テンの脚は速いというアントニオバローズのようなタイプは出脚無印、初速◎となります。
 前に行ったほうが有利なコースや馬場状態ではこれが高いほうが狙いを立てやすいですね。逃げ馬で大成するには、出脚○、初速◎くらいあったほうが良いです。

 出脚◎は毎回スタートが良い馬につく上で1馬身くらい前に出られたこともある馬、○は毎回スタートが良い馬、△は立ち遅れの多い馬、×は出遅れ癖のある馬です。

 初速◎は必ず先行争いに加わってくるような気が良いタイプです。今期であればグローリールピナスを想像してください。コントロールが効くけれどもスピードがあり毎回先行してしまうタイプが○です。スタートから前にいけない馬に△や×がつきます。

 今回の分類で以前の「スタート」と「ダッシュ」を復活させました。こっちのほうが自分の中での線引きをしやすいので。まあ、このSHPが一番わかりやすいですね。
 
《タフ系SHP》
 基本的に前に行ったほうがパフォーマンスを上げることができるSHPです。溜めても溜めた分だけ末脚を使えるわけではないタイプですね。ダイワメジャー、ダイワスカーレット、アサクサキングスなどが代表例です。

 「持久」SHPはスローペースを先行してパフォーマンスを上げる馬につきます。以前の私の予想スタイルでは、スローペースを前で競馬をして勝っても指数が低くなっていましたが、昨今の内先行有利の条件を考えるに、前に行ってスローペースで好走した馬はまたそのパターンで好走することが多く、マークする必要があると考えるに至りました。

 昨シーズンのキャプテントゥーレはデイリー杯でスローペースを先行してそのまま圧勝しましたが、指数計算では評価が低くなりその後私は、朝日杯で指名できず、皐月賞でも▲までしか評価をすることができませんでした。このSHPがある馬と考えれば、弥生賞で負けて2000mへの不安を考える線もありま
したが、敗因が距離ではないと考えられたでしょう。まあ、キャプテントゥーレは朝日杯で追っ付けて前に行って直線でもバテずに伸びているので、「耐久」SHPもありそうに見えますが。

 旧「タフ系」SHPの特徴は、調教時計が異常に速いとか、追ってからの反応がいまいちだけどバテないとかですね。高脚の馬や大跳びの馬もこのSHPの素質があります。

 印の線引きとしては、京都や東京の重賞で落ち着いた流れで0.3秒以上離して勝った場合に◎をつけるとか? これでキャプテントゥーレ、アサクサキングス、アドマイヤメインなどは評価できそうです。運用を続けてきた感触では「持久」は東京・京都と相性が良いのでこの見立ては誤っていないと思います。

 「耐久」SHPはハイペースを先行してパフォーマンスを上げる馬につけられます。前に行ってパフォーマンスが上がるので、溜めても速い脚が使えない=追って伸びないタイプがこのSHPで評価されます。自分でレースを作れないと今時なかなか前傾ラップにならないですから、強い「先行」SHPがないと大成しにくいです。過去では、ダイワメジャーがこのSHPの◎馬でしょうね(ダイワスカーレットはスローペースでの好走が多いので「持久」のほうが強いように見えます)。全盛期には末脚SHPも○くらいは評価できるレベルにありましたが、積極的な消耗戦で他馬を捻じ伏せました。距離は長くなればなるほどラップが緩みやすくなるため、このSHP馬には条件が悪くなります。

 ハイペースでパフォーマンスを落とした馬にはその指数の落差から△や×をつけていきます。

 「剛力」SHP。「ごうりき」と読みます。パワー型の馬につくSHPと覚えてください。例えば、重馬場になるとやたらと来るシンボリクリスエス産駒は剛力が強く出ている場合が多く、また、馬格があるほうが評価されやすくなります。坂を苦にしないので、中山や阪神を得意とする傾向もあります。想像されるとおり消耗ラップのほうが得意です。他ではメジロライアン産駒や母父トニービンあたりが関連しそうだと見ています。

《末脚系SHP》
 これは直線で脚を伸ばす力を評価するSHPです。今回、「末脚」を昔使っていた「加速」と「持続」に再分割しました。こっちのほうがピンポイントで狙いやすいんですよね^^

 SHPの評価は見た目直線で脚を伸ばしているとか、上がり3Fの時計がメンバー中で速いというのは必要条件ですが、「その末脚が本物かどうか」を吟味して評価を下します。

 例えば、スローペースの新馬戦で一番の脚を使って勝利した場合の多くは、このSHPを◎と評価しません。 また、内が荒れていて外が伸びる条件で外を回して伸びてきた馬についても◎の評価をしません。

 これらは原則論ですが、伸びているというだけで末脚が強いと評価すると痛い目に遭うのはこれまで予想してきた経験で学んでいます。

 「加速」SHPは短い速い脚を使う能力で、スローペースからのヨイードンや短い直線のコースに向いています。また、小出しに脚を使えるので立ち回りが器用で、馬群を捌く能力に長けています。ただ、その反面、直線の長い東京コースは苦手になります。

 「持続」SHPは長く良い脚を使う能力で、ロングスパートの消耗戦や長い直線のコースに向いています。血統で言えばキングヘイロー産駒はよく持続に出ます。ペースの速くなる大きなレースになるほど重要性を増す傾向があります。

 「切れ」SHPは使える上がりの速さを評価するSHPです。スローペースの新馬戦で速い上がりで勝った馬は主にこちらを評価します。このSHPが◎の馬は、速い上がりが出やすい新潟、東京、京都を得意としています。軽い馬場での実績を評価するものなので、重馬場やハイペースになった場合にこのSHPしかない馬は信頼できません。

 上がり33秒台前半を使って好走した馬は◎、33秒台後半を使って好走した馬が○というのが基準評価で、あとは34秒台前半で見た目速い脚を使っている馬にもついたりします。もちろん、末脚SHPもなければ重賞では通用しないケースが多いですが、このSHPを持っている馬は東京コースでの巻き返しを期待することができます。

 競馬はどうしても直線の最後の100mあたりの印象が強くて、2位以下を持ったままで楽勝していたりすると物凄く強く見えてしまうのですが(加速系の罠)、その末脚が本物かどうか見極める目を養わなければいけません。

《歩幅系SHP》
 走り方が標準的な馬よりも小走りだったり大跳びだったりする馬につくSHPです。

 「跳び」SHPは跳びの大きい走法をする馬を評価するSHPです。最近の馬ではディープスカイ、ブラックシェル等が該当し、昔ではクロフネが代表例ですね。

 評価の仕方はレースを見て、完歩(歩幅)が大きい馬なのですが、旧持続系、旧タフ系SHPを持つと思われた馬を観察するのが早いです。誤解を恐れずに簡易に表現すれば「器を感じる」馬ということになります。

 跳びの大きい馬は回転の速い馬に比べて加速がつきにくいのですが、同じ動作をしても距離得をするので疲れにくく、長い距離や直線の長い東京や京都でプラスとなります。逆に、短距離や中山・ローカルなどの小回りコースではマイナスとなります。

 「回転」SHPはピッチ走法の馬に○をつけるSHPです。跳びとは逆の条件に適性があります。 

 今期ではスガノメダリストやナンヨーアイドルの走り方を見てください。キングカメハメハ産駒はなぜかピッチ走法に出やすいようです。過去の代表例ではアストンマーチャンやドリームジャーニーが回転◎の馬です。どちらも距離を延ばして結果を出せなかった馬ですね。

 見出し方は他の馬よりも脚が速い、力んでいるような印象、トップスピードが出る速さなどを参考にしています。

 なお、「跳び」と「回転」は完全な逆ベクトルとなるので、このSHPが低評価になることはありません。
〔おまけ〕
SHPから見るコース別相性目安(◎重要、○あると良い)。開催前半と後半で変わるので注意。

中山
出脚SHP○
初速SHP○
持久SHP○
耐久SHP○
剛力SHP◎
加速SHP◎
持続SHP○
回転SHP○

阪神
初速SHP○
持久SHP○
耐久SHP○
剛力SHP◎
加速SHP○
持続SHP◎

東京、京都
持久SHP◎
持続SHP◎
切れSHP◎
跳びSHP○

小倉、福島(開催前半)
出脚SHP○
初速SHP◎
耐久SHP◎
回転SHP○

札幌、福島(開催後半)
出脚SHP○
初速SHP◎
耐久SHP◎
剛力SHP○
加速SHP○
持続SHP○
回転SHP○

函館
初速SHP○
耐久SHP◎
剛力SHP◎
持続SHP◎

中京
出脚SHP○
初速SHP○
加速SHP◎
回転SHP◎

新潟
持久SHP○
持続SHP◎
切れSHP◎
跳びSHP◎

【コラム】「予想が進化する時」<7>@スカイポット

 「天星流予想:第一期(2004.9-2005.5)」

 アナログ予想を中心に据えた2004年秋、新しい予想法を「天星流」と銘打って「馬流天星の若駒戦予想情報」(現タイトル)を発行開始しました。それ以来、2歳戦から3歳のダービーまでの1クールを「一期」と数え、2008年のダービーまで四期分、メルマガ予想を配信し続けました。若駒分析ナビゲーションに参加した2008年の2歳戦は天星流予想の「第五期に」あたり、僕の文章ではこの若駒戦を「第五期」と表記してしまうことがあるかもしれませんが、そういう意味です。ちなみに「若駒戦」という言葉自体、誰か先に使ってなければ僕の造語です。

 一期ごとに色々な難題があり、失敗を分析して改善を図ってきました。それが今期の実績に確実に結びついています。どういう予想をしてきたのか、どういう難題があったのかの詳細については時間のある方ならメルマガを追っていって頂ければほとんどわかりますが、簡単にまとめてみたいと思います。

 今回お話する第一期は2004年の2歳戦から2005年のダービーまでです。ちょうどディープインパクトが若駒世代だった時で、実績も的中率約50%、回収率約170%を達成したこともあり印象深いですね。時代的にはちょうど3連単の発売(9R以降)が開始されたときです。発売開始で研究がされていなかったからか、当時は今よりも良い配当が簡単に取れた記憶があります。

 指数算出式は今とあまり変わっていませんが、当時は事前の距離補正を行っておらず、当時のメルマガに表記されている指数は、例えば1200m戦を走った時の指数を1600m戦でマイナス5ポイントする前の数値を書いています。その分、距離延長リスクを大きく見積もって予想をしていただけですが、弱い馬の指数が高く表示されているのはそのためです。

 また、指数計算は全て手計算のため(第三期まで)、現在表記のある小数点第一位は四捨五入するアバウトさでした。当時はダート戦の指数も出していたため、時間の制約も大きく、暗算でさくさくと書いていました。この労力は過大なもので特に11月が苦しかったのを覚えています。負担のため12月には未勝利戦の指数出しを諦めてしまいましたね。

 予想はメルマガで初めて行った札幌2歳Sで1,2,3着を◎▲○で3連単を的中でき、いちょうS、京王杯2歳S、東スポ杯、朝日杯などを高配当連勝し、10月~12月頃に3連単を機会週9連続的中という記録も作りました。(→第一期の代表的的中馬券)若駒戦のG1も7戦5的中して本当に良い思い出が多いのですが、その中でも反省すべきレースについて思い出せる範囲で掲載してみましょう。

 まずはデイリー杯。予想時はペールギュントを指数の低さから軽視したところ後方一気で突き抜けられたんですが、前走の未勝利戦は鞍上の腕は動いていますが楽勝で、前走の内容で指数固定してしまったのが失敗だと気がつきました。「楽勝リスク」が生まれた瞬間です(笑)3着にシルクタイガーが来ているので、追込み有利の展開だったようにも思いますが、ペールギュントは次の東スポ杯2着、朝日杯3着とそれなりのレベルにはありましたからね。

未勝利戦(1枠1番)
デイリー杯(7枠14番)

 続いて阪神JF。データ予想時代にはほとんどありませんでしたが、マイルG1で1200m実績しかないカシマフラワーという馬に本命を打ちました。前走は地方のレースで、前々走はすずらん賞1着だったと思います。指数が高かったからなんですが、この頃は今以上に指数を信奉していたことの表れかなと思います。第一期では、上積みの大きい血統がヘクタープロテクターとマイネルラヴだった記憶があります。

 血統の壁を教えてくれたのもカシマフラワーなのかなぁ。ただ、血統だけで競馬は語れないと強く思っているので、ツーデイズノーチスには是非頑張ってG2以上の重賞を勝ってほしいですね。

 最後に第一期最悪の結果となった皐月賞。僕は函館戦からシックスセンスの能力を上位に見ていたんですが、京成杯(2着)後のきさらぎ賞(3着)と若葉S(4着)の内容を見て、指数は高いけど毎回後方からの競馬しかできない不器用さによってロスが発生するという理由で、皐月賞本番で軽視してしまったんです。デイリー杯以降、重い印をずっと打ち続けてきた自分としては悔しい結末(10番人気2着)でした。

 皐月賞は元々好きなレースでしたが、アナログで競馬予想をするようになったらこのレースの難易度の高さと配当の期待値は絶妙だと思うようになり、この年のインパクトがあって絶対に当てたいレースという思いが強くなったと思います。

 この世代筆頭で活躍したディープインパクトの指数は2000m73(天星指数レコード)でした。ただし、第一期は第二期以降よりずっと高い指数になっていたため、第五期の指数で換算すると2000m68くらいでしょうか。ラジオNIKKEI杯のロジユニヴァースが66.7でしたから、それより強かったということですが、ロジユニヴァースもかなり強いんじゃないの?って思えてきますね。

 アナログが鍛えられてきて、競馬は勝てると確信した年でした。意気揚々としていたんですが、まさか第二期以降たくさんの課題を浴びせられるとは思っていませんでした。

【コラム】「予想が進化する時」<6>@スカイポット

 「データ信奉時代の終焉」

 前回までお話したように、僕の予想の出発点はデータ予想からでした。データを完成させればほとんどのレースは当てられると思うほど、データ予想を極めようとしていた時期もありました。ただ、どれだけ頑張っても安定した的中率を得られず、限界を感じるようになってきます。転機となったのは2003年の宝塚記念です。

 折角こういった場所なので、レーシングビュアーで紹介しながら振り返ってみましょうか。
 →2003年宝塚記念(勝ち馬ヒシミラクル)

 当時の私の予想がこちら(カラフルに順位を記載した部分はレース後に書いたもの)

 外めを先行したタップダンスシチーに、内からシンボリクリスエスが抜け出して競りかけ、一時は2頭の一騎打ちになりながら、ゴール前で外目を追い込んできたヒシミラクルとツルマルボーイの強襲に遭います。

 予想ページの一番下の反省に、外差し馬場と展開が敗因だと綴っています。この日は人気薄の馬の外差しがバンバン決まっていたんですね。当時既にトラックバイアスの存在を知り始め、条件や展開が結果に与える影響についても理解はしており、アナログを副要素とする予想を行ってはいましたが、本丸のデータのほうが逆に予想の邪魔をしてしまったと感じるほどの衝撃を受けました。

 この年の秋、シンボリクリスエスは天皇賞秋と有馬記念を勝利し、タップダンスシチーはジャパンカップを勝利し、穴で推したバランスオブゲームも苦手の東京で毎日王冠を制するなど、予想時に押した3頭はG1や別定G2で結果を残しました。翌年の宝塚記念をタップダンスシチーは早め仕掛けの強い競馬でゼンノロブロイらに勝ちきっており、単純能力という面では選んだ馬は間違いではなかったと思います。

 この結果から、いかに能力や馬柱データで買い材料が揃っている馬でも、馬場差と展開によってパフォーマンスを著しく下げてしまうことがあるわけで、データ(メイン)で予想する限界を確信できました。

 アナログを予想のメインに持ってくる大変革を行った後の2005年宝塚記念に、この時の阪神競馬場は、2003年ほどではないにせよ外差し有利の傾向が出ていたので、スイープトウショウ(11番人気!)とハーツクライをピックアップでき、17万馬券となる3連単を的中し、リベンジを達成することができました。

 →2005宝塚記念(勝ち馬スイープトウショウ)

 「馬場差」と「展開」のことを今の僕は「条件」と「展開」という言葉で呼んで、馬の「性能」と並べて予想要素の3大柱としています。馬場差や展開がレース結果に与える影響の大きさを理解しているかどうかが、競馬初級者と中級者を分けると言えるくらい重要です。

 指数展望の冒頭で馬場チェックを行っているデフォルトとかフラットとか書いているあれが「馬場差」についてのコメントです。これにそれぞれ距離によっても異なるコースの特徴等をまとめて考えるのが「条件」です。馬が走る前の舞台設定ですね。

 これに対して「展開」は、レースをやってみないとわからない部分も大きいですが、枠順や騎手を考慮して、不利やロスを受けやすいかどうか等を考えます。先日の朝日杯で展望したベストパフォ理論など面白い切り口を発見しましたが、まだしっかりした見方ができていないので、この柱は未開度が高いです。

 おっと、今の話はまた後ほど(笑)

 2003年の宝塚記念で条件や展開の重要さを知った頃、正統派予想をしている方のHP等を見てアナログの見方と予想で読ませることに磨きをかけました。また、予想軸の改革を行うためにグリーンチャンネルにも入り、時計の重要さやレースレベルという概念を覚えていきます。

 そしてPCが故障した2004年秋、データ予想中心の「データアート美術館」を閉じて現在の「データアート展望台」にHPをリニューアルしました。当初はデータとアナログを調和させていく予定だったんですが、データはG1しかないので徐々にアナログに比重が偏っていきます。特に、現在も予想の中心となっている「天星指数」を得てからは顕著ですね。

【コラム】「予想が進化する時」<5>@スカイポット

 「キューゼロダイバー」

 前回の平場攻略作戦(2000年頃)及びその断念から、2004年の皐月賞後からのち約6年間の長きに亘り、僕はいっぱしのデータ予想家(データアーティストと自称)を気取ってG1戦を研究し、2002年の1月に現在のHPの前身である「馬流天星データアート美術館」を開設しています。

 当時の僕の予想法は、あるレースについて同じレースの過去何年もの馬柱を見て好走パターンや惨敗パターンを見出すデータ予想でした。当時のバイブルは東邦出版社「当てよ儲けよ蔵建てよ!」という本で、春のG1レースの馬柱が6年分くらい収録されていたと思います。本の中に登場してくる予想家(豪邸馬券師)の分析は全く参考にならなかったですけど、馬柱があるだけで価値の高い本でした。そうそう、ただ一人、サイン馬券術を書いていたモグ池田氏の文章は強烈なインパクトがありました。サイン派のぶっ飛んだ思考回路に友達と大笑いした記憶があります。馬柱面に限って、秋G1版やその後販売された「データSHOCK!」と合わせて良い研究材料になりました。持っている方いないですよね~?

 僕のデータアートが基本1991年の秋以降となっていたのは、この本がその年からしか掲載されていなかったからという訳で、同様に材料となる情報もその本の掲載範囲の前5走に絞られました。フルゲートが18頭で前5走ですから最大90マスの情報から、過去10年以上に亘って共通又は関連している項目を取りまとめて好走や惨敗につながる「法則」を見つけ出します。できる限り理性的かつ効率的な切り口に削ぎ落として洗練していく作業にはかなり集中力を要します。黙々としている自分を客観的に見ると、将棋漫画のハチワンダイバーのダイブみたいな感じかもしれません(笑)。こちらは90マスだけにキューゼロダイバーですが(笑)

 データの作法は決まっているようで全く決まりがなくほとんど個人センスの問題になります。前走の使用レースやその着順・着差等の表面だけからデータを作ることもできるし、それらを絡ませて深遠なデータを作ることも可能です。この頃のデータへの傾倒ぶりは自分のHPのコラム等をご覧頂ければ理解して頂けるでしょうが、前5走を正確に分析し、精度の高いデータを作ればほとんどのレースは当てられるものだと思うほどでした(苦笑)。そう思うほど運気の流れが好調だったということでもあります。2000年の菊花賞で10万円近くの大幅プラスを弾き出したり、牡馬クラシックは勝ち続けていましたからね。競馬エイトから発売された「蔵出し○○」も購入して、豪邸馬券師本の馬柱よりも昔の馬柱とも格闘してデータを鍛えました。

 今思いつくものでは、桜花賞の『春一番桜吹雪データ』、皐月賞の『不死鳥データ』、宝塚記念の『エメラルドデータ』、菊花賞の『四天王データ』、天皇賞春の『カラーパネルデータ』、NHKマイルCの『ドングリヘッドデータ』などがありました。それぞれ、文章は残っているので時間があればいつか復元及び改良してみたいですね。今でも生き残っているのは皐月賞の『不死鳥データ』だけで(僕は皐月賞への思い入れが大きいので更新を続けています)、以下のリンクからご覧になることができます。

皐月賞『不死鳥データ』2008年版
過去実演2008年版
(皐月賞前にその都度当年版にリニューアルする予定です)

 データ予想は本当に突き詰めてやっていたつもりですが、現実には思うような精度を得られず、今のアナログ予想と比較すれば全然拙いものでした。それでも、アナログの破壊力を理解した上で振り返ると、馬を見ない予想でプラス回収を維持していたことと、データ予想からアナログの影響の大きさを学べたことは自分のスタンスを貫くことの自信につながったと思います。

 今でも、巷の「データ」と呼ばれているもので自分が予想に使っても良いと思えるものは本当に少なく、データ予想派のレベルはそれほど上がっていない印象です。

 注目しているのは、馬流天星ブログを長らく手伝って頂いていたワックスムーン氏の血統&騎手データ「ブラッドライダー」くらいでしょうか。線引きはもやっとしていますが、僕が思うような的中ができなかった小倉2歳S、新潟2歳S、それから世間的に難易度の高かった今年の秋華賞(ブラックエンブレム)や菊花賞(オウケンブルースリ)まで3連複で的中できる予想なのはデータ予想の可能性を感じさせてくれますね。

 参考まで、僕のデータ予想の考え方をまとめた数年前の記述が残っているので良かったら覗いて見てください。
データ上級者への塔
 更に上の階の「高次元データ」の話は以前競馬パークメルマガと自分のメルマガで書いたのですが、いつ書いたかな…。

【理論解説】基本理念<3>@スカイポット

基本理念<2>の続きです。

③リスク概念の創設
 それでは、指数順に買えば連勝街道まっしぐらかと言うと、残念ながらそこまで単純な話ではありません。競馬には、波乱を起こさせるカラクリが仕組まれています。基本的に、能力があれば人気が被りますので、ここでのカラクリへの対応が馬券で儲けるためのポイントになってきます。そのカラクリは大きく分けて2種類あって、ひとつは正統派予想の基本である、馬場差やコース形態などの条件に関するもの及び枠やペース等による展開に関するものです。これは、中級者以上は当然重要視されている競馬のカラクリだと思います。このカラクリについては第二弾以降のレポートにて記述しますが、こちらのケースでは馬は持ち指数通りの力を発揮したけど負けてしまう結果となります。問題なのは、もうひとつのカラクリの、強いはずの馬がバイアス等の不利がないにもかかわらず指数を大きく落として凡走してしまうケースです。

 前項でお話してきた「能力固定」をあっさり否定するようですが、様々な条件下では、能力は固定せず変動します。「能力固定」が世間で聞かれないのは、通常レースの結果には能力通りに決まらないことも多くあるからなのです。それくらい、能力が高いはずの馬が全然走らないで惨敗してしまうことが競馬にはあります。この、後者の競馬のカラクリの部分の分析こそ、天星流が不完全ながらも、世の中の予想よりも一歩進んでいる部分になるのではないかと自負しているところです。

 天星流は能力が固定されることを根本に据えているので、固定するはずの能力が変動する要因を「リスク」と捉えます。リスクの種類については後述しますが、例えば、距離延長(最高指数を出したレースの距離より、今回は距離が長くなったとき)による急激な指数下落や、キャリア1戦馬の上積みによる指数上昇などが挙げられます。条件面にカラクリがないレースなのに能力通りに決まらない時は、その出走馬の中に能力変動のリスクを持った馬が存在しているということで理解できます。リスクの種類はある程度パターン化され、事前にその変動を予期することができます。

 基本は能力固定。能力変動のおそれがあるリスク該当馬は、その指数の伸縮について警戒する。能力とリスクを分離して考えるというのがポイントです。そのような予想を行っていれば、リスクが多いレースは回避し、リスクが少ないレースに厳選して勝負することができます。リスクが少なければ多くの馬の能力は固定しているのだから、あとは条件のカラクリを利用し効率的に儲けることができるようになるのです。例えば、12頭立てのレースで、全ての馬がキャリア2戦以上で、2戦目以降に今回の距離を経験し、そこで自己最高指数を出していて、かつ、そのうちの4頭の指数が他の8頭の指数よりも5ポイントも高いような場合、その4頭で決まる可能性は極めて高いと考えられます。そして、当日の芝コースが内先行のバイアスであれば、内を走れる先行馬を軸にしたり、後方からしか競馬のできない馬をおさえに回したりといった狙い方ができるようになります。ここまで来れば、回収率75%はもちろん100%の壁すら、乗り越えられる高さに見えているはずです。

追記。
僕の基本理念にはもうひとつ、「予想法の構造整備」というのがあるのですが、若駒分析ナビゲーションでは当面記載の必要がないと思いますので割愛します。ご興味がある方は馬流天星のHPから無料で入手できますのでご参考まで。

【理論解説】基本理念<2>@スカイポット

基本理念<1>の続きです。

②短期的能力固定
 先ほど、「通常、馬は自分の能力を出し切って走る」と書きました。これは正統派スタンスで非常に重要な考え方なのですが、天星流ではそれぞれの馬の能力が短期的に固定すると考えます。先取りして触れると、基本的に馬の能力を2戦目で決めてしまいます。(新馬戦は、初めてのレースということから、騎手たちも無理せず一緒に走らせることに専念するため、特に距離がマイル(1600m)以上のレースはスローペースになりがちであり、馬の本当の力が出ていない場合のほうが多いです。)もちろん、若駒ですから2歳の夏から3歳の春までの間は見た目でも成長するでしょうし、例えばタップダンスシチーのような晩成型の馬は、年をとってから能力が高くなっていると考えられますから、能力がたかが2戦目で決まるなどということはナンセンスと感じられると思います。しかし、指数を管理し続けていると、3戦目以降で指数を急激に伸ばす馬は実はあまりいません(おそらく、周りの馬も同じように成長するので、目立たないのでしょう)。だから、急成長するかもしれないと警戒して予想していくよりも、能力は固定するとして予想していくほうが効率的なのです。もちろん、急激な良化(指数の上昇)があることは確認していますし、晩成馬を理解するにはその馬が他の馬より大きく成長している事実があるはずと頭では整理されますので、「短期的」と命名させていただいています。

 予想がやりやすくなると言うのは、例えば、キャリア2戦目で指数1800m64級を出したセイウンビバーチェと、同じく指数1800m63級を出したケイアイヘネシーが対戦する時に、他の条件が同じであると思える場合、指数が高いほうが強い(セイウン>ケイアイ)と決められるところにあります。1ポイント差では心許ないですが、これが2~3ポイント差になってくれば、1着と2着を選り分けて、より配当の高い馬単や3連単などを馬券として使うこともできるようになってきます。この2頭のうち、セイウンビバーチェはその後不調期に入ってしまったのですが、2歳時までは指数通り札幌2歳Sを好走し、黄菊賞4着、エリカ賞4着など一定水準の成績を収めました。また、ケイアイヘネシーは人気が落ちたあけび賞で大穴を開けると、若駒S、共同通信杯、すみれS、ベンジャミンSまで毎回2000m62~63級の能力で走り続けました。特にケイアイヘネシーは毎回人気も着順もバラバラで、馬柱を見た限りではいつ走るのかわかりにくい馬ですが、能力固定として見ればメンバー中での指数が高いときに来て、低い時に消えている安定型でもあるのです。この、メンバー中での指数順位というのも面白いもので、指数トップの馬はそのレースで強い競馬を見せることが多いのですが、それが例え同じ馬であっても、メンバー強化して指数順位が落ちるレースになった途端に、驚くべき脆さを見せて惨敗することがよくあります。馬柱が1着ばかりの馬が、突然惨敗している時はほとんどこのケースですね。(例えば、第一期のミスターケビン、オールインサンデー)

 アナログを用いて競馬をしていない方は、自分が軸とした馬が4角で見せ場なしに終わってしまうことがままあると思います。そしてそれを、別に不思議じゃないことだと思っているのです。「所詮は生き物が走るものだしその日の調子もあるし、ギャンブルだから全くの的外れになることも普通のことだ」と。私も昔そう思っていましたし、アナログを始めた当初も、指数がトップでも走る気がなかったり、調子落ちしたりする場合には、指数分走らないこともたくさんあるのではないかと思っていました。もちろん、全て指数通りになることもないですが、アナログを見出すと、そこら辺の感覚がかなり変わってきます。「強い馬が見せ場なく終わることはまずなく、来なかったら能力やリスクの見立てや条件・展開面で予想が不十分だった」と思えるようになります。この過程は今後競馬を楽しむ土台となりますので、是非体得されて頂きたい部分です。

 指数断然の馬が惨敗したとしたら、何か他の影響からのものです。例えば、2004年10月30日のマチカネオーラの勝った未勝利戦は、事前に把握していた指数のトップはセンカクという馬で、近い2番手にマチカネオーラがいて、その下が4,5ポイント離れているレースでした。しかし、指数トップのセンカクは6着に負け、マチカネオーラが勝ち上がりました。この時、メルマガで私は「センカクが大敗した理由はわかりません」と書きました。本当にわからなかったのです。しかし、その後の府中開催を見ていくにつれ、異常な内バイアス(後ほど詳細に説明しますが、内が伸びやすく外が伸びにくい馬場状態だったとお考えください)が発生していることがわかりました。センカクは外を回っていましたので、それが敗戦理由だったことと整理できます。ただの言い訳でないことは、翌週の天皇賞秋の結果を見ていただいてもわかると思いますし、このバイアスを徹底的に意識したことにより、2週後の京王杯2歳Sで17万馬券を的中できたことからも明らかだと思います。この例のように、能力を固定として見ていると、結果に影響を与える条件の変化にも気づきやすくなります。

 ここからは第四期になっての追記ですが、馬の調子や勝負度合い(仕上げ具合)が関係ないというわけではありません。しかし、若駒戦の目標レースは非常にわかりやすいもので、それなりのレベルの馬にとってはクラシックレースになりまして、そこに向けてのローテーションが組まれます。余程下手な調教師でなければ、クラシックに向けて馬を仕上げるので、予想側はある程度信じて良いでしょう。多くの馬主はクラシックレースを戴冠する夢を持っているため、調教師は通用しないと思ってもできるだけ本賞金を積み、出走権を掴むための努力をすることになります。長期休養明けの馬も出現しにくいですし、降級のためにヤラズがあるのではないかと頭を悩ませる必要もありません(これらは古馬戦を予想する上ではとても重要な視点になっていくと思われます)。

 若駒戦を予想していても、指数が一度落ちて全く上がってこなくなる馬もいます。例えば、第一期であればセイウンビバーチェ、ケイアイブーケ、最近の第三期ではシャルマンレーヌ、トップコメットなどが思い出されます。性能とコース相性もあるでしょうが、さしたる敗因がなく一度大きく指数を下げた馬はその後軸の信頼をしないほうが良いでしょう。
 

【理論解説】基本理念<1>@スカイポット

私の予想技術(天星流と名乗っています)の基本理念をまだご紹介していなかったので、以前に無料レポートで書いたものの写しですが以下に転載させて頂きます。

①正統派スタンス
  大きな本屋に行って、競馬コーナーに行ったことはあるでしょうか。そこには様々な手法で馬券必勝法を説いた本が溢れています。騎手で買えば儲かると言う本もあれば、厩舎の人間関係等を分析した本や、種牡馬のデータをまとめた血統本に、スピード指数を筆頭とした指数本、消去法などの実績データ本、モンテカルロ式等の掛け金増額法を用いた投資競馬系、オッズ系、更には出目やサインの本、怪しい裏情報を扱ったものもあり、実に様々と馬券で儲けるための方法書が出回っています。これらの本は、時にはあなたに的中馬券を授けてくれることもあるでしょう。しかし、安定して儲けるための実力をつけるには、力足らずのものがほとんどだと思います。これら多くの手法は、競馬をある一面のみから見ることによって、予想を枠に嵌めて単純化しようとする作業をしており、その分析がかなりイイ線をついていたとしても、おのずと精度には限界が出てくるからです。それぞれを否定する気はありません。自身のオリジナルな切り口で予想界に殴り込みをかけているわけで、私としては賞賛したいところですし、いろいろな方法で馬券を買う方がいるからこそ、正統派の買い方が美味しい馬券を取れることにもつながるのです。

 競馬予想の基本は、馬の能力や特徴を把握することです。私はこのような馬を見る予想方法を勝手に「正統派」と呼んでいます。以前、データ予想をずっとやっていた時に、馬を見ない自分の予想方法を異端だと思い、ちゃんと見ている方の予想を「正統派」と呼んだのがきっかけで、当時は自分が正統派になろうとは想像もしませんでした。この正統派という競馬の予想法は、正しい競馬の見方<競馬とはどのようなものなのか>を教えてくれ、予想の的中率、回収率とも飛躍的に上昇させてくれました。今後、馬を見ない予想に戻ろうとは思いません。

 正統派で得た知識の肝を一言で言えば、「通常、馬は自分の能力を出し切って走る」ことでしょうか。強い馬は強いし、弱い馬は弱いという当たり前のことです。例えば、競馬では人気馬の敗退や人気薄の激走が度々起こりますが、それは人気が間違っているのであり、負けた人気馬は実は弱く、勝った人気薄の馬は実は強かったという場合が多いです(ただし、他の紛れを起こさせる外部的要因によって波乱が起きることがある)。人気の形作られ方は、新聞等の情報(特に馬柱(新聞に載っているそれぞれの馬の過去の成績)の着順が優秀かどうか)であり、本来の実力と乖離してしまうことがあります。人気と実際の力とのバランスを把握しているといないとでは、馬券の回収率に大きく影響してきます。そこに、競馬で勝てる要素があると言ってもいいくらいです。

 大昔は、このノウハウは本当に競馬を本職にするくらい毎週競馬を見に行く人にしか得られなかったものだと思いますし、一昔前でもグリーンチャンネルを自宅に引いて毎週のレースVTRを録画して見直しをする位の努力ができる方にしか得られなかったものでしょう。だからこそ、競馬の基本であるはずなのに時間的な制約が大きすぎて、着目されてこなかった方法なのだと思います。しかし、数年前よりJRAは「JRAレーシングビューアー」という、パソコンで自分の必要なレースを何度でも繰り返し見ることができる画期的なサービスを開始しました。これにより、週末、競馬だけに時間を割けないファンにも、正統派への道が拓けました。このインフラが今後どれほど競馬予想とオッズに影響を与えるかはわかりませんが、スピード指数が盛んになった時のように、今後の主流と変わってくるかもしれません。しかし、馬を見て能力を評価していく手法は他のいずれの予想法と比べても簡単と言えるものではなく、いくらかの時間と努力とコツは必要なので、玄人向きの方法だと思います。

 馬柱で馬の能力を比較することもコツを掴めばある程度可能ですが、慣れるまではレースを見るようにしましょう。レースを見ると、馬それぞれの癖がわかってきます。例えば、戦前に「前に行けば好勝負」と関係者が話している馬を、前につける脚はないと最初から軽視することもできたりします(04阪神JFのリヴァプールや05クリスタルCのフサイチアンテウス)。レースを見るためには、JRAのレーシングビューアーに加入する必要がありますが、月々税込525円と安価ですのですぐに導入したほうが良いでしょう。それがないと正統派への道は始まりません。

 もし、これまであなたが行ってきた予想方法があれば、まずそれを横に置いておいて、天星流の予想技術を勉強していただければ良いと思います。天星流のノウハウによる馬の能力把握と条件や展開の見方を得てから、自分本来の予想方法から使えるものを取り込んでいけば、さらに優れた馬券術が生まれると思います。私は以前G1のデータを極めようとした者なので、一部のG1では天星流にデータアートを調和する形で予想に取り込んでいます。また、今では馬流天星のブログを担当してくださっているワックスムーン氏から、騎手や血統、厩舎等の傾向データの知識を教えてもらって予想に加味したりもしています。軸として、天星流による力関係を把握していると、それらその他の予想要素の影響の大きさを知ることができます。

 とにかく、基本は正統派スタンスにより、レースを見て馬の能力を把握していくこと! この土台があって応用があるものと考えます。天星流に限らず、安定して儲けられる方の多くは正統派スタンスで予想をしていると思われます。

 更に独断で言えば、正統派予想は人と話をする上で説得力があるというところが良いです。サインや出目は話として面白いのですが合理的ではありません。また、データ予想も合理性はあるのですが、やはり詰め方というかセンスというのが信頼できるかどうかは人それぞれで、貴方はそう信じるならそうすればで終わってしまいがちです。「この馬は強い、そして条件も展開も向きそう。だから買う」と言えたほうがすっきりしますし、強いのか否か、条件や展開が向くかというテーマにスポットを当てて語れるので議論が実になりやすいと思います。

 

【コラム】「予想が進化する時」<4>@スカイポット

「データアート美術館以前<2>」

さて前回の続きです。
8年前の僕は、本屋に並んでいる必勝本の類の中には、馬券必勝法につながる洞察を得られるものがもしかしたらあるのではないかと思い、前回お話したような新聞の予想家の印の組み合わせにも手を出しましたし、一般的にモンテカルロ法と呼ばれるものも試してみました。(モンテカルロ法にも厳密に言えばいろいろな計算方法があって、それぞれに理論名称が異なるのですが、ここではモンテカルロ法とまとめさせて頂きます)。

モンテカルロ法とは、ある条件に合致した馬券を買い、外れたら次の対象レースの購入金額を上昇させ、最初に負けた分+利益が出るように購入することをひたすら続けていく馬券術です。
すなわち、資金がパンクしない限り負けない理論ということになります。

僕が自分で考案したモンテカルロ法「馬策」は、以下のロジックで馬券を購入するものでした。

1.2Rまでに馬券売り場に行く(20000円持参の上)
2.1Rの配当を確認して1番人気が勝ったか確認する。(不明なら単勝200円台以下かどうかで判断)
3.1番人気が勝ってたら2Rは観戦のみ。負けていれば2Rのオッズを見て参戦。
4.2Rを観戦して1番人気が負けたら3Rから参戦。勝ってしまったら2回観戦。
5.3、4Rを観戦して1番人気が連敗したら5Rから参戦。1勝でもした場合は黙って帰宅。
6.参戦することになったら、買うのは単勝1番人気。
  掛け金=(5000+累計損失)÷(オッズ-1)
  ただしオッズが1.4以下または5以上のときは回避。(回避レースで1番人気が勝ったら次のレースは観戦)
  また、オッズは締め切り直前に下がるので3分前オッズ-0.2くらいで計算するとよい。
7.当たったら撤収、負けたら続行。
8.3連敗することは少ないが、そうなったらあきらめて帰ること。

この攻略法を支えている考え方は、次の通りです。
A.1番人気勝利の出現率は、毎年36.5%でほぼ一定していること。
  それなら、単純計算による1番人気の連敗可能性は、
  2連敗・・・40.3%
  3連敗・・・25.6%
  4連敗・・・16.3% (←馬策のデッドライン:負けたのを見てから開始するから+3連敗はここ)
  5連敗・・・10.3%
  6連敗・・・6.6%
  と考えられます。
B.30日分の1番人気勝利の出現回数は、
  0勝・・・1回  1勝・・・3回  2勝・・・8回  3勝・・・17回  4勝・・・25回  5勝・・・22回  6勝・・・9回  7勝・・・6回  8勝・・・0回
  でした(当時調べたもの)。
  大抵、各開催地別個で考えて1日に1番人気馬が3~5勝はしているということです。
C.1Rで1番人気馬が負けたとき、4Rまでに1番人気が勝たない確率は、
  その日、1番人気の総合勝利数が1回のみなら・・・72.7%
  〃2回であれば・・・50.9%
  〃3回・・・33.9%
  〃4回・・・21.2%
  〃5回・・・12.1%
  〃6回・・・6.1%
  Bによれば、普通は3~5回勝つわけですから、Aとも合わせて負ける確率は15~25%といったところになります。
D.75~85%で5000円を増やすことができ、負けても20000円程度。

これなら勝てる!と思って始めてみたんですが、これがなかなかうまくいかない。
賭けるときに限って連敗して、だんだん冷静な頭を維持できなくなってくる。(額が大きくなってくるととっても怖いです)
後半となると大きなリスクを冒して5000円しかプラスにならないのも、割が合っていない感じがしてきます。
で、一回3連敗して帰ればいいものを4戦目に突入してしまった日があり(10.3%に惑わされた)、ドボン。

僕には向いてないと思い、以来この方法は使っていません。モンテカルロ法の一番の課題は、理論上連敗する可能性は低く見積もられるのですが、そもそも1番人気が勝つ確率(36.5%)は年間のレースを総合計しているかなりマクロなデータですから、次のレースを結局は63.5%で負けるという恐怖に苛まれることです。いくらこつこつプラスを作っても一回のドボンで帳消しになってしまうというのは精神的に良くないです。

なお、当時の170日分の集計では、勝利110回、敗北38回、帰宅22回、勝率74%という記録が残っているので、当時の予想理論に可能性が全くないというわけじゃないんですが、今の予想技術を持てば、モンテカルロ法に頼る必要はないことをご理解頂けますよね。馬を見る予想のほうが絶対面白いですし^^

8年前の当時は毎週競馬をすることに疑問や抵抗を感じていたため、一般化した予想法では通用しないことを悟り、平場のレースを一旦辞めることにしました。予想の対象を絞り、G1に特化したデータに集中する方向へ行きました。
その2年後、HP「馬流天星G1データアート美術館」が始まります。

【コラム】「予想が進化する時」<3>@スカイポット

「データアート美術館以前<1>」
僕は1998年の皐月賞後からのち約6年の長きに亘り、いっぱしのデータ予想家(データアーティストと自称)を気取ってG1戦を研究し、2002年1月に現在のHP「馬流天星 データアート展望台」の前身である「馬流天星データアート美術館」を開設しています。ただ、前5走データの方法を決めるまでの道のりには様々な方法を模索しました。

(以下、HPのあゆみに掲載した文章)
最初に僕が作ったのは「10項目総合データ」。格、距離適正、上がり3ハロン、疲労度など10項目を数値化して期待馬を探すというものだったが、あまり当たらず、なによりも面倒だったので没。
次に「エネルギーデータ」。サイレンススズカがいた頃だった(金鯱賞見ました。ぶったまげでした)ので前で競馬する馬と後ろで競馬する馬とを、位置エネルギーと運動エネルギーで数値化し、能力を加え評価(笑)。駄目駄目。
「馬等級データ」。いろいろな条件を各馬見ていって、該当するポイントを+-して評価していく方法。調整のために項目が多くなって結局面倒くなり、99天皇賞秋を外した時点で終了。
「エックスオーデータ」別名×○データ。これが僕の美術館創設時代のデータ馬券方法の基礎になっていく。
方法は、まず来ないタイプの馬をいくつかの条件で切っていって、残った馬をまたいくつかの条件で判定して、○が一番多かった馬から、×がない馬まで流すというもの。今でも、宝塚のエメラルドデータ3本立てのひとつを担っていたり、ダービー、オークス、安田記念にも一部使われている。ここで得られた馬柱の見方から、一時代を築いた「四天王データ」、本流「馬滅法」などへつながっていく。

…色々と模索した結果、「エックスオーデータ」「四天王データ」「馬滅法」にまとまったという話ですが、わからない説明ですよね(苦笑)。簡単に説明すると、「馬滅法」=「消去法」で、いらない馬を削る方法、「エックスオーデータ」=「丸バツ」で、ポイントによる比重をつける方法です。全然普通のデータの手法です。

「四天王データ」は菊花賞専用データでしたが、4つの項目(ローテ、距離、格、善戦力)で◎○▲△の印をつけて、その4つの印で好走馬を見破る予想法でした。東邦出版の豪邸馬券師シリーズの馬柱だけに飽き足らず、更に過去のレースまで調べに調べ、過去7年以前でもある程度通用したため、その探究が楽しくてしょうがなかったです。エイトから出た過去数十年の馬柱が掲載された「蔵出し菊花賞」等のシリーズは全て購入しました。

また、美術館以前にはG1だけでなく平場攻略に燃えていた時期もあります。1999冬~2000春頃ですね。

まず興味を引かれたのがコジロー方式(新聞の予想家の印をピックアップして組み合わせて買い目を出す)で、それを改良し「ウメゴロー方式」と命名しました。
当時使っていた専門紙「勝馬」を研究した結果、小木TMの◎○が信頼できるとわかり、そこから穴は遠藤◎、本命は高島◎▲。それぞれ人気薄への△はチェック、かぶったら狙うという方法。また、本紙がなぜか重く○を打ってる馬や本紙○から本紙△への流しが利益率高く狙いなどのメモが残っています。

その後、軸馬の信頼度(レースの波乱度)を測る「シグナル方式」という方法に修正します。単指数が高いのに上記3名が◎を打ってない場合などは危険な軸馬となる(赤信号)。当時のサイコーキララが1番人気になった桜花賞も赤信号レースでその通り波乱でした。そして、赤信号レースで波乱を期待して購入したマーガレットSで馬連4万馬券を的中。今でこそ3連馬券があるので万馬券は普通ですが、馬連までしかなかった当時は万馬券を取るのが難しかったので、馬連4万馬券は大きな成果でした。ただし、赤信号レースの度に穴馬券を買っていたら4万馬券の利益はなくなっていき、結局人頼みの予想法なので、次第に興味がなくなりました。

その後、モンテカルロ方式(負けても次に掛け金を増やしていつでも儲かるように買っていき勝ち逃げすれば、負けることはないという強引な必勝法)を改良した「馬法」を試し、更に自分で改良し「馬策」で平場攻略を再び目指します。

長くなったので、続きは次回。
自分でもほんとに俺か?と思いたくなる道のりですねぇ^^; 8年前の話です。

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